清酒「黄桜」(Kappa Kizakura)の製造元で、「河童の絵」のテレビコマ−シャル、ポスタ−、カレンダ−などでよく知られている「黄桜酒造」が、酒づくりの歴史、黄桜の歴史を辿り、できたての地ビールや日本酒を味わってもらう施設として、酒どころ「伏見」(伏見区塩屋町)に開いたのが「キザクラ
カッパ カントリー」(Kizakura Kappa Counntory)で、「黄桜酒場」「黄桜広場」「麦酒工房」「清酒工房」「河童資料館」「黄桜商店」などがある。
レストラン「黄桜酒場」(Kappa Tengou)では、地ビールも楽しめ、売店では各種の河童グッズを販売している。
河童資料館
河童をイメージ・キャラクターにしている黄桜酒造が、平成十四年(二○○二年)十月一日に、「キザクラ カッパ カントリー」内(伏見区塩屋町)に従来からあった「黄桜記念館」(Kappa
Gallery)を充実させ、「河童資料館」と改称した。
清水崑・小島功両氏の河童の原画をはじめ、各地の河童人形など約百二十点を資料を展示している。開館時間は午前十時から午後八時までで、年中無休、見学無料である。
「黄桜酒造」の河童グッズ
伏見区塩屋町の「黄桜酒造」が、ブランド・キャラクタ−として河童を選んだのは、昭和三十年(一九五五年)のことで、ラベルやコマーシャルなどに、当初は、当時売れっ子だった漫画家・清水崑の絵が、崑亡き後は、同じく漫画家・小島功の絵が使われている。
「キザクラ カッパ カントリー」の中にある「黄桜酒場」(Kappa Tengou)内の「黄桜商店」(Kappa Shop)では、各種黄桜の製品や、ここでしか買えない酒や地ビールの瓶詰めなどの他、京都名産品を取り揃えており、次のような河童グッズも販売されている。
・絵皿
・煎餅
・置物(人形)
・カレンダ− |